雑文保管所

様々な事柄を深く考えたつもりで書き殴ります。要は雑文です。

【タクティクスオウガ 運命の輪】 ストーリー考察(14)

アシュトンの街を出る前にWRを覗いてみると。


回復は果たせなかったか。
カチュアはちゃんとヒールかけたのか?
上から目線の嫌な女、とか言って治療を怠ってなかっただろうな?:-P

戦争が早く終われば、それだけ戦争の犠牲になる人も少なくて済む。
バルマムッサの虐殺は正しかったのか?公爵のやり方は間違っていなかったと・・・
弱気になる2人をラヴィニスは優しく諭す。

正しい道とは・・・?
またもやデニムに投げかけられた大きな問題。

単なる自己満足かもしれない。
指導者を慕う領民にとって、指導者が何を思って政治を行うのか、
それは大した問題ではないのかもしれない。
ただ満ち足りた生活を送れれば、それだけでいい。
でも、本当にそれでよいのか?
たとえ領民に知られないことだとしても、指導者が高潔な精神を持つことは不必要なのか?

これは肝に銘じなくてはいけないことか。
戦争で一番悲しい思いをするのは、戦場で死んでいく兵士ではなく、
巻き添えになって死んでいく力なき民衆、そして彼らを失った遺族たち。
綺麗ごとでは済まない、と言われるかもしれないが、
闘うすべのない弱い民衆が理不尽に死んでいく世の中を、決して許してはいけない。

デニムに託された、あまりにも重い遺言。
ラヴィニスのためにも、デニムにはこの島を離れることは許されない。
前のエントリでデニムが語った
「バルマムッサで死んでいった人のためにも、この戦争を終わらせなければいけない」
は、このラヴィニスの遺言でもあった。

さあ、アシュトンを出発しよう。