雑文保管所

様々な事柄を深く考えたつもりで書き殴ります。要は雑文です。

【タクティクスオウガ 運命の輪】 ストーリー考察(13)

バルマムッサの虐殺はガルガスタンによるウォルスタへの報復、らしい。
当然、バルバトス枢機卿はこれを拒否。
しかし、「あいつならやりかねねーよな」と思われるのは必定か。

こういうことをやるから余計反発を買うと思うのだが、
こういうことしかできないのだな、枢機卿という人物は。
結果、

もはやウォルスタ対ガルガスタンではなく、バルバトス対反バルバトスの様相に。
ガルガスタンの穏健派を味方につけることにも成功か。
すべて公爵の思い通りの結果に。
ついでに。

デニムが虐殺に反対することも織り込み済みだったか。
これで、公爵側が疑われることもなし、
ついでにデニムを討伐する大義名分も得られた。
罪を擦り付けられたガルガスタンにデニムを討ってもらってもよし。
公爵の高笑いが聞こえる。

一方、デニムは公爵に対する怒りに燃えているかと思いきや、

バルマムッサの人々を救えなかった責任を一身に背負っていた。
どれだけ純粋なのだろう。

父の仇を討つため、そして戦いを終わらせるためにも逃げることを拒否。
しかし、今の彼らに何ができるのか。
カノープスの言葉もデニムの胸に響く。

カノープスの言うことは正論だ。
実際に戦争をくぐり抜けてきた人間の言葉だから説得力がある。

しかしそれを聞いてますます落ち込むデニム。:-(
余計なことを・・・
ただ、カノープスの話はこれで終わらない。

スウォンジーの森を迂回してタインマウスに向かえばハミルトンたちと合流できるかもしれない。
彼らと合流して何ができるかは分からないが、とにかく動かなくては始まらない。
動くことで自らの迷いを抑え込むこともできよう。

しかし、カノープスはこんな面倒な状況になってもデニムたちを見捨てたりしない。
ほんと頼りになる、というか何故そばにいてくれるのだろう。
ウォルスタとは関係ない、ゼノビア人なのに。
直接聞いてみたいものだ。