雑文保管所

様々な事柄を深く考えたつもりで書き殴ります。要は雑文です。

【タクティクスオウガ 運命の輪】 ストーリー考察(51)

コリタニ城へ突入するデニム達。

待ち構えていたのはレオナール。
ブランタが予測していたけどその通り。

あくまでもデニムを仲間に引き込もうとするレオナール。よほどデニムを気に入ってるらしい。
場に流されず、自分の意思を強固に持っているが故に余計欲しくなるのか。

デニムはやはりレオナールのことが理解できない。
これまでデニムはレオナールと何度も論争してきたが、お互いに目指すものが同じであることは分かっている。
なのになぜここまで食い違うのか。

レオナールも決して理想を捨てたわけではないということか。
理想を実現するために、公爵に付き従い、虐殺も実行したと。
たしかにその結果、ウォルスタ軍はまとまり数に勝るガルガスタン軍を打ち破った。
あとは軍をまとめるために自らがしたことを民に知られなければよい。
そのためにまた「現実的な」策をとるというのか。

レオナールの姿は、もしかしたら鏡に映った自分なのかもしれない。
あのとき選んだ選択肢次第では、自分がこうなっていた。
レオナールとの戦いは、もう一つの自分との戦いか。
ならばー

彼とは戦わなければならない。
自分の選んだ道が間違っていなかったということを証明するために。