【タクティクスオウガ 運命の輪】 ストーリー考察(46)
ザエボスを倒し、ブリガンテス城に残るガルガスタン人と対面。
コリタニ城の捕虜の話では、ガルガスタン内部の穏健派の人たちだとか。
とりあえず、敵対的な姿勢ではないようだ。一安心。
尤もな疑問だ。老人ともなれば、これまで民族間でどんな争いが行われてきたか知っているはず。
殺すなり奴隷とするなりするのが普通と考えるだろう。
離れることを決めた、というよりも解放軍を追放された、という方が正しい。;-)
このデニムの弁は第3章に入ってから一貫しているが、デニムはこのことをどこで知ったのだろうか。
もしかしたら、これは戦争終結後を睨んだデニムの方便なのかもしれない。
そもそもこの島に住む3つの民族は、見た目に明らかな違いがあるわけでもなく、言葉も共通なものを使っているようだ。
なのに、「父祖の時代から続く」として争うことに何の疑問も持っていない。
これは、やはり教育というか幼い頃からの「刷り込み」ということになるのだろう。
デニムがその「刷り込み」から脱却できたのは、フィラーハ教の神父である父プランシーの影響か。
あ、本当は父じゃなかった(かもしれない)んだっけ。X-(
とにかく、ドルガルア王が島を統一するための拠り所としたフィラーハ教が、デニムを既成観念から脱却させる手助けをしたのかもしれない。
さすがご老人、冷静だ。
もちろん、理想としてはそうだ。しかし、すべて理想どおりに物事が進むわけではない。
ときには、決断をしなければならないときもあるだろう。
「ガルガスタンの老人」となっているが、かつては軍の中にいた人物だったりするかも。
回答次第では、彼らの協力を得られないかもしれない。
デニムらしい青さだ。B-)
そして見抜かれる。B-)
見抜かれた上で、ガルガスタン人の未来を託される。
その若さが、悪しき旧習を打ち破り、新しい時代を作るかもしれない。
動きが早い。
ハイムではレオナールが動いたと予測されていたが、果たして。
遂に公爵軍、ウォルスタ解放軍との正面対決に挑む。
相手がレオナールであれヴァイスであれ、もはや退くことはできない。