雑文保管所

様々な事柄を深く考えたつもりで書き殴ります。要は雑文です。

【タクティクスオウガ 運命の輪】 ストーリー考察(9)

やってきましたフィダック城。
このフィダック城に暗黒騎士団の長、ランスロット=タルタロスが来ている、と。
デニムたちはタルタロスと対面。
ゴリアテでその命を奪おうとした、張本人だ。

聖騎士殿と風貌が全く違うじゃないか。;-)
間違えちゃあかん。
とにかく、暗黒騎士団からウォルスタとガルガスタンの戦いは静観すると言質を取った。
ん、口約束でいいのかな。
後で書状ももらうのだろうか。
公爵に「タルタロスくんが喧嘩はしないって言ってました」 って報告するだけでは
ガキの使いにもならない。

ここから、暗黒騎士団とレオナールの丁々発止のやり取りが始まる。

言外に「ウォルスタにもローディスが武力支援してやってもよいぞ」という暗黒騎士団に、
それはいらないとはねつけるレオナール。
システィーナとのやり取りのときは取り合わなかったけど、
彼の願いもまた「民族の垣根を超えた共存」であった。
レオナールの目はこの戦争が終わった後の島の新たな秩序作りに向いている。
そのためには、島の外部勢力であるローディスの影響を最小限にしたい。
まあ、これは建前かもしれない。
ヴァイスだったら「バクラムと手を組んだお前らはウォルスタの敵だ!」と喧嘩を売るのだろう。
ここでは何も言わないけど。ここに来た意味がなくなるし。B-)

ただ、カチュアはたまらず

当事者だもんなぁ。言いたくなるよそりゃ。
だから暗黒騎士団との会談に彼らを連れてきちゃいけなかったんだよ。
ここでタルタロスが意外な反応を。

デニムたちの前で直々の謝罪。
この男、分からない。
暗黒騎士団の団長まで務める男だから、ピュアであるはずがない。
腹の底では違うことを考えているのだろう。
そもそも、ゴリアテを攻めたのは間違いではなかったはず。
ゴリアテに反乱分子が潜伏しているという情報があったので攻めた」と言うが、
それとプランシー神父の拉致が繋がらない。彼が反乱分子だった?何の?
で、それが間違いだったら神父を解放してくれてもいいじゃないの。

まあそれもあるが、今この場で少年たちに向かって頭を下げる、という行為も分からない。
これは彼本来の性格によるところなのか。
後でバールゼフォンにも「あそこまでしなくとも」と言われていたが。
ここで「これも戦争だから」と開き直るのではなく
ゴリアテの少年たち(といっても18歳だっけ)に寄り添うところに
タルタロスの得体の知れなさ、深さを窺い知ることができる。
いずれ、彼とも戦うことになるのだろうか。
フィダック城だけでなく、彼に勝つのも至難となるのだろう。

動揺するレオナール。
連れてきた人選があれで大変だったね、レオナール。:-)
ま、とりあえず目的は達成したということで。

また謎の会話が。
これも後に引っ張るのか。
「あった」と過去形だから、もうこの世にはいないのか。
なんかありそうだね・・・