雑文保管所

様々な事柄を深く考えたつもりで書き殴ります。要は雑文です。

【タクティクスオウガ 運命の輪】 ストーリー考察(47)

ザエボスを倒したことで、ガルガスタン軍の組織的な抵抗はなくなったとみていいだろう。
これからも残党のゲリラ的抵抗はあるかもしれないが、穏健派を仲間に引き入れたことで
デニムの軍はウォルスタとガルガスタンの連合軍的性質を帯びることになる。
また公爵軍に対して公に反旗を翻したこともガルガスタン軍残党の抵抗に対する牽制にもなろう。
これで、背後を気にすることなくコリタニ城に乗り込むことができる。

一方公爵はデニムたちのブリガンテス城攻略を「公爵軍復帰のための小細工」と一蹴する。
本気でそう思っているのか、こちらの真意を分かった上で揺さぶりをかけているのかは分からない。
とにかく、話し合いの余地がなさそうなことは理解できた。

さてコリタニ城へ向かう氷原にて。

たった一人で氷原を渡り、何者かに追われている男。
怪しすぎる。;-)

なぜ追ってるんですか。
つかあんた誰?
怪しい人ばっかりだ。:-)

公爵軍の人でした。
デニムを、周りから英雄と祭り上げられてのぼせた小物と思っているようだ。
公爵から受けた恩義って、何かあったかなぁ。
騎士に任ずるとか言われていろいろお使いに行った記憶はあるが。

そもそも公爵が理想を持っていたかどうかも怪しいと思う。
知略には長けていた。世の中の流れを読む能力もあったかもしれない。
でも、それだけという感もなきにしもあらず。

第一章でデニムがシスティーナに語ったというか口走ったB-)「真の平和」。
あの時点では輪郭がぼんやりしていたが、ここに来て言葉に実が入った感じがある。
民族を超え、この島に住む全ての人たちが享受できるもの。
それが真の平和か。
そして自分はそれを得るために動く覚悟ができたのか。

この人は公爵に心酔している側の人か。
あくまでも民族間の争いの中で生きている人。
デニムとはステージが違うか。
では、討伐しましょう。B-)