雑文保管所

様々な事柄を深く考えたつもりで書き殴ります。要は雑文です。

【タクティクスオウガ 運命の輪】 ストーリー考察(40)

かなり身もふたもないことを書かれている。;-)
もはやバルバトス一派の求心力は地に落ちてしまっているようだ。
もともと暴力と恐怖で民衆を縛り付けるやり方だったのだから、勢いが落ちてしまったらこうなるのは明白だったか。
とはいえ、人質の虐殺を指をくわえて見ているわけにもいかない。
ブリガンテス城への進軍を開始する。

レイゼン街道にて。

母子で参戦か。しかも姉まで。

というわけで娘のクレシダは戦線を離脱しブリガンテス城へ。
将軍閣下とはザエボスのことだろう。
しかし、母子揃って屍術師とは・・・
・・・屍術師?

モルドバとはかつてクリザローの街でレオナールたちを追い詰めていた屍術師か。
カサンドラの娘、クレシダの姉であったのか。
ということは、「彼」とも繋がりがあるということか。

ああやっぱりニバスの弟子であったか。
彼もまだどこかで生きているのだよな。

ニバスもそうだったが、屍術師というのは人の死と正対しているからか、死生観が独特だ。
哲学的ですらある。

死者の遺志を叶えるために死者を蘇らせるというカサンドラ

そんな遺志があるならばそれは眠らせておくべきだというデニム。

カサンドラ性悪説に則った考え方のようだ。
死者は生者に対し憎しみを抱いていると。自分はその手助けをしているだけ。
そして、生者に憎しみを持つように仕向けているのがデニムたち、戦争を起こしている者たちだと。

微妙に回答になっていない気もするがB-)
デニムとしても立ち止まっているわけにはいかない。
死者の魂を成仏させるのはクレリックたちの役目だが、
そのために死者たちを行動不能にするのがデニムたちができる唯一のことか。
ニバスと対峙したときは戦争の指導者と呼ばれて困惑したものだが、
今は正真正銘、軍の指導者だ。
ニバスも将来デニムが今のような位置に立つことを予測していたのか。

彼女に恨みはないが、倒さねばならぬ敵であった。