【タクティクスオウガ 運命の輪】 ストーリー考察(43)
ところ変わってバクラムの本拠、ハイム城。
かつてデニムたちが暗黒騎士団との密約をかわすために訪れたフィダック城をレオナールが「難攻不落」と評したが、
ハイムはフィダックよりもさらに堅固そうだ。
こんなん落とせんわ。
ブランタはWRで顔を見たことはあったが物語には初登場か。
アルモリカ城の守りが薄くなると判断し、アルモリカ城攻撃を命じる。
そこへ。
ブランタに釘を刺す暗黒騎士団。
ヴォラックはバクラムの監視担当か。
暗黒騎士団としてはウォルスタとの密約を一度破ってしまっている立場上、
これ以上の出兵を許すわけにはいかない。
まあバクラムにはバクラムなりの言い分があるか。
ガルガスタンを攻め滅ぼすまでは待ってやった、もういいだろうと。
しかし、バクラムはどのような条件を付けてローディスの協力を取り付けたのだろう。
ローディスだって、何の利もなくこの小さな島の覇権争いに介入しようというわけではあるまい。
下手に出て取り繕おうとするヴォラック。
そういう担当の人なんだな。
お互い強気。
さすがのヴォラックも暗黒騎士団の武力行使をちらつかせる。
一触即発のところへ。
これから攻めようとしたアルモリカから使者とは。
バクラムに何の用が。
ここにもヴァイスが。
まあ暗殺に来たのならこんな堂々とは現れんわな。
しかしさっきまでブランタと口論していたヴォラックだが、任務には忠実だ。
度量の大きいところを見せるブランタ。
それに対し、耳寄りな情報とは。
ヴォラックが怪訝に思うのも無理はない。
暗黒騎士団は、ウォルスタから暗黒騎士団へ不干渉条約を持ち掛けられてきたことは認識している。
そのウォルスタが、なぜバクラムにも直々に話を持ってきたのか。
どうも怪しいヴァイス。
暗黒騎士団とは別に、バクラムと結びたい何かがあるらしい。
しかも暗黒騎士団に聞かれたくない何か。
公爵の差し金か、さもなくば・・・
ブランタも何かを察したか、ヴォラックを遠ざける。
密談を始めるヴァイス。
とりあえず、バクラムの大軍がアルモリカ城を攻めるという事態は回避できたようだが、
目的はそんなことではあるまい。
暗黒騎士団とバクラム、両者とそれぞれ別の話を通して何を企んでいるのか。