雑文保管所

様々な事柄を深く考えたつもりで書き殴ります。要は雑文です。

【タクティクスオウガ 運命の輪】 ストーリー考察(31)

さあアルモリカ城へ突入。
公爵軍の本体はコリタニ城にあると思われるので、ザパンさえ倒せば何とかなるはず・・・?
レオナールの動向は気になるところだが。

何故ヴァイスが?
しかも、ザパンを手にかけた?

味方になったわけではなさそうだ。:-P まあそりゃそうだよな。

一騎打ちだそうです。
もう彼との仲を修復することは不可能か。

ダメモトで説得を試みてみる。
デニムは一貫して、ヴァイスと戦いたくないらしい。

・・・やっぱり私怨だったんだな。

・・・なんか痛い。
自分の置かれている環境を親のせいにするのは痛いなぁ。
確かに子は親を選べないが、自分が惨めなのは親のせいだ、というのはお手軽な言い訳。

ヴァイスの、哀しいまでのどす黒さが溢れ出してくる。
カチュアとは喧嘩ばかりしているイメージしかなかったが、憧れてたんだね。
優しいのか、そっかぁ・・・

もう哀しくて、見ていられない。
これまでの彼の行動のすべてはデニムへの嫉妬、そして自分を振り返ってくれないカチュアへの愛憎から生まれたものだった。
デニムと道を違えることこそ、ヴァイスが生きていることの証だったとは。

他人には自分を当てにすることを求め、自分は周りを利用することだけを考える。
まあ清々しいほどの悪党ですな。
遠慮なく討っていいんじゃないかなぁ。B-)

ただ、今までのけ者にされるだけの人生だったヴァイスが、
自分を必要としてくれる組織を見つけたのは良かったのかもしれない。
彼の役割は遊軍というか本体から離れた別動隊のようだが。

そうこうしているうちに、二人の間に割って入る影が。

ここでレオナールも登場。

ゼノビアの騎士たちをもってしても暗黒騎士団を追い払うことはできなかったか・・・

何をいまさら・・・
レオナールにとっては、たとえ一度は自分に弓を引いた人間でも、
必要だと思えば個人的感情を排して仲間になることを求めることができるのか。

ヴァイスを一喝。
ヴァイスがいればそれでよい、というわけではなかったのか。
ヴァイスは面白くないだろう。
自分を当てにしてくれていたわけではなかったのか。

おそらく、レオナール自身も目指すものは同じなのだろう。
しかし、これまで歩む道は異なった。

ウォルスタの民のことを考えるなら、デニムが解放軍に戻ることが最良の選択だと、レオナールは言う。
もし自分が実際この現場にいたら、吐きそうだわ。

そしてデニムの選択は。